運命の人。~俺様教師と秘密の恋~
ウォーキング日当日は
前日の雨で地面がぬかるんではいるものの、晴天に恵まれた。
「あーまぁ、
悪天候で中止になるかと思ったが
無事一泊二日やれることになった。
自分のグループ皆居るか
確認しながらはぐれず付いてこいよー」
いつも通りやる気のない陽一の言葉で、ウォーキングがスタートした。
公共施設でも一応青少年の森と言う名前の通り、しっかりした森で坂道もあれば歩きにくい場所もあって
この道を助け合って歩くことから親睦と言われているみたい。
「ユメ平気?」
「ちょっと疲れたけど平気だよ」
中盤に差し掛かった頃、休憩になり里佳と話しながら近くにあった岩場に座り込んだ。
去年も歩いた道だけど
普段そんなに運動しないから
もう既に足が怠い。
「お腹すいてきちゃった。
お菓子持ち歩き禁止とか酷いよね~」
「お茶以外全部おいてきちゃったもんね」
荷物は全部今日泊まる施設にあって。
皆ジャージとペットボトル、
スマホだけの身軽な格好。
スマホは禁止になってても生徒が聞くはずもなくてみんな当たり前に持ち歩いている。
前日の雨で地面がぬかるんではいるものの、晴天に恵まれた。
「あーまぁ、
悪天候で中止になるかと思ったが
無事一泊二日やれることになった。
自分のグループ皆居るか
確認しながらはぐれず付いてこいよー」
いつも通りやる気のない陽一の言葉で、ウォーキングがスタートした。
公共施設でも一応青少年の森と言う名前の通り、しっかりした森で坂道もあれば歩きにくい場所もあって
この道を助け合って歩くことから親睦と言われているみたい。
「ユメ平気?」
「ちょっと疲れたけど平気だよ」
中盤に差し掛かった頃、休憩になり里佳と話しながら近くにあった岩場に座り込んだ。
去年も歩いた道だけど
普段そんなに運動しないから
もう既に足が怠い。
「お腹すいてきちゃった。
お菓子持ち歩き禁止とか酷いよね~」
「お茶以外全部おいてきちゃったもんね」
荷物は全部今日泊まる施設にあって。
皆ジャージとペットボトル、
スマホだけの身軽な格好。
スマホは禁止になってても生徒が聞くはずもなくてみんな当たり前に持ち歩いている。