運命の人。~俺様教師と秘密の恋~
とりあえずリビングのソファーに座らせてもらったけど
男の子の家になんて殆ど入ったこと無くて落ち着かない。
そわそわしてたら功太くんと目があって
「じっとしてていいから」って
また笑われてしまった。
「おねえちゃん、
サエのお菓子食べていいよぉ」
小さな手から持ってきたおかしを渡されて、自然に顔が緩んでく。
「ありがとう!」
「こらそれ兄ちゃんのお菓子だろ?」
「いやぁ!サエが食べるの~!!」
その後も、
妹と本気でお菓子の取り合いをしていたり、
教育番組を見ながらダンスを踊ったりして
学校では絶対見られない功太くんの姿が目の前にあって
それだけで妹をすごく可愛がってるのが見てわかる。
「これはお姉ちゃんにあげるシールだからお兄ちゃんはダメ!」
「えー、
嬉しい!ありがとう!」
「えへへ♪
お姉ちゃん大好き!」
凄く楽しくて凄く笑って
功太の自宅で時間も忘れて
サエちゃんと沢山遊んだ。