運命の人。~俺様教師と秘密の恋~
「へえ、おまえら付き合い出したのか、
一人前に。」
「昔は俺が守ってもらってたから今度は俺が守るんだ。」
数時間後
コップに注がれたものを何度か飲み干していた将人の顔がひどく赤らんでいて
飲んでいたのがお酒だったことにようやく気が付いた。
「もぅ将人、
未成年なのにダメじゃん!」
「…え、お酒?
気持ち悪い」
そう言って将人は私の肩に顔を埋めると今にも眠ってしまいそうな程の深い息を吐いた。
「俺の酒いつの間にか飲んでたのか。
アルコール数高いやつだしな。
今日はサッカーで良い成績だったから余計気分良かったんだろ。
隣の部屋の俺のベッドに寝かせといてやれ。」
カチっとタバコに火をつけた陽一は手をヒラヒラさせて自分の寝室を指さした。
「…ありがと」
どうしてもあの時の事を思い出して気まずい。
将人が酔いつぶれたらお世話しなきゃならないし、陽一とそんなに顔合わせなくて済むかも。
少しだけほっとして、
まだなんとか歩ける将人を肩で抱えながらそそくさと陽一の部屋に入りベッドに寝かせた。
一人前に。」
「昔は俺が守ってもらってたから今度は俺が守るんだ。」
数時間後
コップに注がれたものを何度か飲み干していた将人の顔がひどく赤らんでいて
飲んでいたのがお酒だったことにようやく気が付いた。
「もぅ将人、
未成年なのにダメじゃん!」
「…え、お酒?
気持ち悪い」
そう言って将人は私の肩に顔を埋めると今にも眠ってしまいそうな程の深い息を吐いた。
「俺の酒いつの間にか飲んでたのか。
アルコール数高いやつだしな。
今日はサッカーで良い成績だったから余計気分良かったんだろ。
隣の部屋の俺のベッドに寝かせといてやれ。」
カチっとタバコに火をつけた陽一は手をヒラヒラさせて自分の寝室を指さした。
「…ありがと」
どうしてもあの時の事を思い出して気まずい。
将人が酔いつぶれたらお世話しなきゃならないし、陽一とそんなに顔合わせなくて済むかも。
少しだけほっとして、
まだなんとか歩ける将人を肩で抱えながらそそくさと陽一の部屋に入りベッドに寝かせた。