隣の猫くん



薫先輩に連れて来られたのは、綺麗な花でいっぱいの花壇





「薫先輩どうしたんですか?」





「あのさ、愛優ちゃんに頼み事があるんだけど…」





恥ずかしそうに言う先輩





「あたしね、猫山くんの事が好きなの」





薫先輩が猫くんに恋愛感情というものを抱いているのは、部活の初日に何となく気が付いていた





「それでね、愛優ちゃんに応援して欲しいなぁって思ってて……ダメかな?」



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