隣の猫くん






*****






次の日の朝、登校していると肩の上に猫くんの顔が出てきた






「ぎゃあっ!ど、どうしたの?!」






眠そうな顔というかだるそう






って、顔が近いよ!!近過ぎる!!






「ぉはよ。何か怠くて、ボワーってしてんだけど」






私は、ハッと思い猫くんの額に手を当てた






…熱い






「猫くんすごい熱だよ?!」







「…マジか」







「ここからだと家か学校どっちが近い?」



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