シュガーポット

「えーと....人違いじゃない?私、貴方達の

こと知らないんだけど....」



蚊の鳴くような声で言うと、エミちゃんが

嬉しそうに口を開いた。


しかしそれを男子が遮った。


「俺たちは知ってる。アイのこと。」


そう力強く言い、微笑んだ。



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