俺様彼女

「なんで!」

「いや〜華鳳凰にお世話になった先生がいるらしくてな」

DOUSHIYOU!

しかし、会わなければいいんだ。会わなければ…

「大丈夫だ……多分。」

「そうか。では行くぞ?」

三木は冷汗をだらだら流す俺を置いて、スタスタと先を歩く。

「三木の彼氏って大変だなぁ…」

「ん?なんだ?」

「いや、別に…」

三木はふーんと言って俺の腕を掴んだ。

「つーか貴様歩くの遅い。さっさと歩かんか」

「じゃ〜梢ちゃん手繋ご♪」

「……仕方ないな」

恥ずかしくなったのか、三木は俯いて手を差し出す。

非常に可愛らしい…
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