俺様彼女

「ごほうびだ」

ニッと不敵に笑う彼女。

「え、今の口と口?」

未だに状況を理解出来てない俺。

「アホだな、慎太郎は。せっかく私がキスしてやったとゆーのに」

「キスぅ…??!しっ…慎太郎って!」

「呼びたかったから呼んだだけだ!悪いか?」

「いや…」

「なら良いだろう」

「はぁ…」

「しっかりせんか!」

「お前、ホント俺様だよな」

「ん〜まぁな」

三木のペースに最後まで乗せられっぱかよ…


< 77 / 79 >

この作品をシェア

pagetop