本当の私を見つけてくれた人は〜黒魔女にされた私〜

放課後ーゆいと約束した通りに私たちは学院の近くの雑貨屋へ寄った

「このくまのぬいぐるみかわいい!!」

「この花のモチーフがついたネックレス藍音に似合うよ」

お互いに商品を手に取りウィンドショッピングを楽しむ

「ねえ！藍音」
突然、私に声をかけてきた
「何?ゆい？」

「見て!見て!この指輪キレイ！宝石が埋め込まれてる！」

「わぁ本当だね」

「いつか、こんな指輪を渡してくれる人が現れるのかなー」
指輪を見つめながら話す私たち
「私たちはまだまださきのことだよー」

「あれ？藍音には同じクラスの小野君がいるじゃない？」

「なんで小野君？」

「いつも授業中こっそりみてるでしょ(笑)時々目があってるよきっと小野君も気がついるはずだよ!」
と冷やかすゆい
「そんなことないもん!!」
私は慌て反論するのであった

それからというと、これからも仲良くいられるようにとゆいと学校でもつかえるようなシンプルなお揃いの黒いリボンを買ってそれぞれの家に向かった

「これからも仲良くいられるように」 と