プリンセスになりませう!?
政財界に高級な家柄のお嬢様、貴族の令嬢にプリンセスとの写真が
日々新聞や雑誌だけでなくゴシップ誌やパパラッチにも追いかけられ
その写真も高騰なる価格で取引をされ
本命の花嫁候補は一体誰だ?と最も騒がれている。
熱烈なファンを超えて日本の名家なる九条愛華様もその候補に挑戦しようと
今回着物を持ってこさせ彼の参加する行事に参戦立ったが
レオ様が社交場に出席しないと知るや、
NYに入れいていた予定を葵にすべて押し付けたのである。
「あの レオ様は飛行機で―――」
「お黙りなさい! 怪我話らしいっ 葵が彼の名前を呼ばないでくれる?」
鞭打つような厳しい高い声を響か、話を聞く耳を持たないと述べ、
葵が彼の事を話す口をキツイ眼で封じ込める
「申し訳ありません。
愛華さまは…その間はどのようにされるのですか?」
「私は今から別のパーティに行くの
今日はレオ様に逢えないのならお酒でも飲みながら楽しんで
百万ドルの夜景をセスナで眺めている方がよっぽどいいわ。
彼無しのチャリティや社交界もパーティも今は行く気はないもの」
他の御曹司は物足らないし、全く面白くもないわと不満いっぱいに両手を上げた。