なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新選組とわちゃわちゃするお話

ふーん。

つまりは、私達はその妖刀に認められると判断したから、ここへ連れてきたっていうことか。


イーク「なるほど。
では、僕達はどうやって刀を選んだら良いですか?

試し斬りは出来ないでしょう?」

店主「心配しなくていい。
刀が呼んでくれる。」

え!?何それスゴイ!!

イーク「刀が・・・。」

そう言ってイークは部屋全体をゆっくりと見回す。

そして、一振りの刀の前へと歩いて行った。
余分な装飾は一切ない、シンプルな刀だ。

店主「その刀か?」

イークはその言葉に頷く。

店主「ーーーその刀の名は、『村正』。

代々徳川家を祟るともいわれ、その手の人間には有名な妖刀だ。」
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