なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新選組とわちゃわちゃするお話

昨日は知らなかったが、布団というのは畳に敷いて寝るものらしい。


布団に横になって、目を瞑るが眠気がなかなかやってこない。


しょうがないか。

静かに音を立てないように布団から起き上がり、襖を開けて月を見上げた。




月は、私たちを見守っている。
それは、どんな夜でもそうだ。

雨の夜は、雲の隙間から。新月の夜は、私たちの見えないところから。


ただ、見守っているだけ。
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