なんかタイムスリップしちゃった姉弟が、新選組とわちゃわちゃするお話
隊士「じゃあお前は蔵行き確定だな」
存在をすっかり忘れていたあの隊士は、癪に障る顔で挑発するように言った。
「うるせーよ空気。その残念な頭をどうにかしろよ空気。空気は空気らしくしてろよ空気。」
隊士「なっ!せいぜい今は強がっとくんだな」
「ああ、でも、お前なんかを空気って言ったら空気に失礼だし、お前なんか吸いたくないや。
訂正するよ、ゴミ屑。」
隊士「黙れ!!」
土方「それでは試合を始めるーーーー始めっ!」
さんざん挑発し尽くしたので、隊士は一直線に向かってくる。
竹刀を大きく振り下げるが、隙が多すぎ。
その一撃を簡単によけ、脛を狙って思いっきり蹴りあげる。
隊士は声さえ上げずに、脛を抑えて倒れこんだ。
「よっわ」