恋雪 side 華

「橘はなんかの病気なのか?」

「ううん、身体が弱いだけだよ」

言えなかった長くはいつ居なくなるかわかんないなんて

「橘!昼休みに職員室に来るように」

「あ、はい」

なんだろ?呼び出される理由がわからない

「先生来ました」

「おお、悪いな休み時間に」

「いえ」

「最近中田と一緒にいるだろ?」

「え?あ、はい」

「悪いことは言わんやめなさい」

「なんでですか?」

「なんでって」

「不良だからですか」

「ああ、そうだ」

「先生は中田君の誤解しています!」

「なぁ、先生はお前のことを思ってだな」

「だったらもうほっといてください」

職員室を出ると

「橘?」

翼君がそこに居た翼君の腕を掴み屋上へ向かうあたし
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