恋雪 side 華

「なにか言われたのか?」

「翼君と一緒に居るのやめろって」

「まぁ普通はそうだな」

「なんで!翼君はなにも悪くないじゃん!勉強だって誰より頑張ってて」

「なぁ人は一人でも生きていけると思うか?」

「え?」

少しドキッとした

「なにも俺だって最初から1人だったわけじゃないさ」

「何かあったんだ?」

「長くなるぞ?」

「いい、ききたい」

「聞いてもなくなよ」

「うん」

そして翼君は中学時代のことを話してくれた
< 14 / 44 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop