恋雪 side 華
「華?」
「・・・・つばさ」
「元気ないな」
「そりゃあね・・・」
「元気になってまたデートするんだろ?」
「ごめんね、ずっと一緒に居られなくて」
「華からまだバレンタイン貰ってないぞ」
「間に合わないかな・・・」
「花見にも行って、夏祭りも2人で行くんだろ」
「行きたかったな」
翼がギュッとあたしを抱きしめて
「ごめんね翼」
「謝んなよ」
「華?」
「・・・うん?」
「こんな俺を好きになってくれてありがと」
「・・・うん」
「華、好きだよ」
「あたしも大好き・・・」
もっともっと翼と話してたいだけどどんどん瞼が重くなる
「・・・つばさ、もう一回好きって言って」
「華が好きだ」
「ありがと・・・」
ありがとうあたしと出会ってくれて