好きっぽい★
なんだかおかしくて、あたしは吹きだした。
「笑いすぎ」
カジ君はカツンって軽くあたしの頭を叩いた。
「いたーい」
なんて文句言いながらも、あたしの頬は緩みっぱなし。
カジ君の好きなもの、ひとつ覚えた。
ふたりとも同じものが好き……なんてそんな些細なことがすごくうれしい。
もうこれからは、無理して合わせることはないんだよね。
カキ氷はいちごミルク
真っ白な入道雲
グラスに入れた氷の音
朝顔柄の浴衣
線香花火
縁日の金魚すくい
背の高いヒマワリの花
ねぇ、カジ君。
好きなもの、たくさんあるんだ。
ひとつずつ言うから、カジ君も教えてね。
そんな風に、もっとカジ君のこと知っていきたい。
「笑いすぎ」
カジ君はカツンって軽くあたしの頭を叩いた。
「いたーい」
なんて文句言いながらも、あたしの頬は緩みっぱなし。
カジ君の好きなもの、ひとつ覚えた。
ふたりとも同じものが好き……なんてそんな些細なことがすごくうれしい。
もうこれからは、無理して合わせることはないんだよね。
カキ氷はいちごミルク
真っ白な入道雲
グラスに入れた氷の音
朝顔柄の浴衣
線香花火
縁日の金魚すくい
背の高いヒマワリの花
ねぇ、カジ君。
好きなもの、たくさんあるんだ。
ひとつずつ言うから、カジ君も教えてね。
そんな風に、もっとカジ君のこと知っていきたい。