好きっぽい★
「ああああああ。やだな……もぉ」
ため息ついて、枕を抱えて抱きしめた。
カジ君の香りがして、胸の奥がキュンとした。
彼がそばにいてくれてるみたい……。
なんだかホッとして、瞼が重くなって……
やがて意識が遠くなっていく……。
どのくらいそうしていたんだろう。
スッと襖を開ける音がして、あたしは意識を取り戻した。
だけど体はけだるいままだ。
目を開けることもできない。
誰かが部屋に入ってくる気配を感じた。
畳が擦れる音がする。
こちらに近づいてきている?
目を開けなきゃ……って思うのに、体がいうことをきいてくれない。
よっぽど疲れてるのかな……。
しょうがないので、寝たふりを決め込むことにした。
すると、ふわりと温かいものに包まれた。
その人があたしの体にタオルケットをかけてくれたのだ。
やっぱり風邪気味だったのかな。
ほんのちょっと肌寒かったから、ちょうど良かった。
お礼が言いたいけど、今更目を覚ますわけにもいかないし……
しばらくそのままでいた。
だけど……。
あれ?
まだいるよね……?
ため息ついて、枕を抱えて抱きしめた。
カジ君の香りがして、胸の奥がキュンとした。
彼がそばにいてくれてるみたい……。
なんだかホッとして、瞼が重くなって……
やがて意識が遠くなっていく……。
どのくらいそうしていたんだろう。
スッと襖を開ける音がして、あたしは意識を取り戻した。
だけど体はけだるいままだ。
目を開けることもできない。
誰かが部屋に入ってくる気配を感じた。
畳が擦れる音がする。
こちらに近づいてきている?
目を開けなきゃ……って思うのに、体がいうことをきいてくれない。
よっぽど疲れてるのかな……。
しょうがないので、寝たふりを決め込むことにした。
すると、ふわりと温かいものに包まれた。
その人があたしの体にタオルケットをかけてくれたのだ。
やっぱり風邪気味だったのかな。
ほんのちょっと肌寒かったから、ちょうど良かった。
お礼が言いたいけど、今更目を覚ますわけにもいかないし……
しばらくそのままでいた。
だけど……。
あれ?
まだいるよね……?