好きっぽい★
そして可愛くラッピングされた包みを取り出した。
「はい、これ」ってあたしに差し出す。
「え? これ何ですか?」
「誕生日プレゼント。ナギちゃん、花火大会の日、誕生日でしょ? あたし、その日、用事があって行けないんだよね。だから、先に渡しとく」
そういえば、一ヵ月ほど前、そんな話(花火大会の日が誕生日だって)をしたような気がする。
それにしても良く覚えてるなぁ……。
あたしはプレゼントをじっと見つめた。
これをどういう意味にとったらいいのか考えあぐねていたのだ。
ミサコ先輩があたしに特別な感情を持ってるとしたら……。
受け取っていいもんなのかな?
「ナギちゃん?」
いつまでもじっとしているあたしを不思議そうな顔で、ミサコ先輩が見つめる。
あ、いけない。
あたしは慌ててプレゼントを受け取った。
「あ、ありがとうございます。あの……開けていいですか?」
「もちろん」
ミサコ先輩はニコニコ笑ってる。
あたしはリボンをほどいて、包装紙を開く。
「う……」
「はい、これ」ってあたしに差し出す。
「え? これ何ですか?」
「誕生日プレゼント。ナギちゃん、花火大会の日、誕生日でしょ? あたし、その日、用事があって行けないんだよね。だから、先に渡しとく」
そういえば、一ヵ月ほど前、そんな話(花火大会の日が誕生日だって)をしたような気がする。
それにしても良く覚えてるなぁ……。
あたしはプレゼントをじっと見つめた。
これをどういう意味にとったらいいのか考えあぐねていたのだ。
ミサコ先輩があたしに特別な感情を持ってるとしたら……。
受け取っていいもんなのかな?
「ナギちゃん?」
いつまでもじっとしているあたしを不思議そうな顔で、ミサコ先輩が見つめる。
あ、いけない。
あたしは慌ててプレゼントを受け取った。
「あ、ありがとうございます。あの……開けていいですか?」
「もちろん」
ミサコ先輩はニコニコ笑ってる。
あたしはリボンをほどいて、包装紙を開く。
「う……」