好きっぽい★
容疑者その③:ツッチー
驚くあたしに、ミサコ先輩はコクンと頷いた。
「うん。トイレ行くっていうからさ。『じゃ、ついでにお願い~』って頼んじゃった」
ミサコ先輩はそう言って肩をすくめた。
ということは、ツッチーなの?
あたしにキスしたのって。
アイツぅ~!
なんかムカついてきた。
あんな酔っ払いにキスされたなんて!
そういえば、ツッチーはお酒が入るとキス魔になるんだった。
誰彼かまわずキスしたあげく、本人はすっかり忘れちゃってんだから……ほんとタチが悪い。
アイツ、あたしにキスした後、そのまま廊下で寝ちゃったってわけか。
うう……。
「きぃ―――! 最悪~! ツッチーにキスされるなんて! それならミサコ先輩の方が良かった~!」
ストロベリーフラッペをスプーンでジャクジャクとかき混ぜながら文句を言っていたら、背後から声がした。
「誰にキスされたって?」
「へ?」
「うん。トイレ行くっていうからさ。『じゃ、ついでにお願い~』って頼んじゃった」
ミサコ先輩はそう言って肩をすくめた。
ということは、ツッチーなの?
あたしにキスしたのって。
アイツぅ~!
なんかムカついてきた。
あんな酔っ払いにキスされたなんて!
そういえば、ツッチーはお酒が入るとキス魔になるんだった。
誰彼かまわずキスしたあげく、本人はすっかり忘れちゃってんだから……ほんとタチが悪い。
アイツ、あたしにキスした後、そのまま廊下で寝ちゃったってわけか。
うう……。
「きぃ―――! 最悪~! ツッチーにキスされるなんて! それならミサコ先輩の方が良かった~!」
ストロベリーフラッペをスプーンでジャクジャクとかき混ぜながら文句を言っていたら、背後から声がした。
「誰にキスされたって?」
「へ?」