好きっぽい★
現場に戻る
その日の午後11時過ぎ。
カジ君のバイトが終わるのを待って、あたし達は彼の家に集まった。
メンバーは、カジ君、大野先輩、ケイちゃん……そしてあたしの4人。
マヒロ先輩とミサコ先輩は用事があって来れなかった。
二人ともかなり悔しがってたけど……。
その間、あたしとケイちゃんはサークルのメンバーに連絡を入れて、それとなく探ってみたんだけど……
結局有力な手がかりは得られなかった。
「それにしても、大きな家ですねぇ……」
初めてカジ君の家に来たケイちゃんは、昨日あたしが見せたのと同じような反応を示した。
「こんなに広かったら迷子になりません?」
キョロキョロしっぱなしのケイちゃんに、カジ君は「ああ……」と呟いた。
「迷子にはならないけど……。前に、泥棒が入っても気づかなかったことがあるんだ」
「へ? 泥棒?」
あたし達3人の声が重なる。
カジ君のバイトが終わるのを待って、あたし達は彼の家に集まった。
メンバーは、カジ君、大野先輩、ケイちゃん……そしてあたしの4人。
マヒロ先輩とミサコ先輩は用事があって来れなかった。
二人ともかなり悔しがってたけど……。
その間、あたしとケイちゃんはサークルのメンバーに連絡を入れて、それとなく探ってみたんだけど……
結局有力な手がかりは得られなかった。
「それにしても、大きな家ですねぇ……」
初めてカジ君の家に来たケイちゃんは、昨日あたしが見せたのと同じような反応を示した。
「こんなに広かったら迷子になりません?」
キョロキョロしっぱなしのケイちゃんに、カジ君は「ああ……」と呟いた。
「迷子にはならないけど……。前に、泥棒が入っても気づかなかったことがあるんだ」
「へ? 泥棒?」
あたし達3人の声が重なる。