好きっぽい★
「……つまり、オレがナギちゃんにキスしたって、言いたいの?」
一通りあたし達の説明を聞いた後、お兄さんは言った。
あたし達はコクンと頷く。
「うーん……」
お兄さんは深刻そうな顔をして、腕組みをする。
「違うんですか?」
あたしは自信なげに、尋ねる。
「ああ。残念ながらオレじゃないよ」
お兄さんはコクンと頷くと
「うーん……これ、言っちゃっていいのかな」って、まるで独り言のようにポツンと呟く。
な、何よ。
そんな言い方されたらますます気になるじゃない!
「何なんですかぁああ?」
涙目で訴えるあたしの目の前にお兄さんはスッと人差し指を立てた。
「だからさ。昨日も言ったっしょ?」
「へ?」
嫌な予感がする。
冷や汗が背中を伝って、寒いのか暑いのか区別がつかない。
「うち……出るんだよ」
一通りあたし達の説明を聞いた後、お兄さんは言った。
あたし達はコクンと頷く。
「うーん……」
お兄さんは深刻そうな顔をして、腕組みをする。
「違うんですか?」
あたしは自信なげに、尋ねる。
「ああ。残念ながらオレじゃないよ」
お兄さんはコクンと頷くと
「うーん……これ、言っちゃっていいのかな」って、まるで独り言のようにポツンと呟く。
な、何よ。
そんな言い方されたらますます気になるじゃない!
「何なんですかぁああ?」
涙目で訴えるあたしの目の前にお兄さんはスッと人差し指を立てた。
「だからさ。昨日も言ったっしょ?」
「へ?」
嫌な予感がする。
冷や汗が背中を伝って、寒いのか暑いのか区別がつかない。
「うち……出るんだよ」