好きっぽい★
“サークル花火大会”シールの下には、カジ君の文字で“ナギ誕生日”って書かれていたから。
体をカチコチに固まらせていると、横からカジ君がそれを抜き取った。
「カジ君……あたしの誕生日知ってたの?」
「知ってるよ。好きな子の誕生日ぐらい」
好きな子?
ってあたしのこと?
驚きすぎて、何もいえずにいるあたしの顔をカジ君はじっと見つめる。
「一目ぼれだった……」
「え?」
体をカチコチに固まらせていると、横からカジ君がそれを抜き取った。
「カジ君……あたしの誕生日知ってたの?」
「知ってるよ。好きな子の誕生日ぐらい」
好きな子?
ってあたしのこと?
驚きすぎて、何もいえずにいるあたしの顔をカジ君はじっと見つめる。
「一目ぼれだった……」
「え?」