続・生きる。


「由茉ちゃんも大人になったんだねー」

となぜか嬉しそうに言う哉斗。


そして顔を赤くして固まってる純。


今日も平和だ。


「で、どうだった?由茉。」


「は!?」


変なことを聞いてくる颯。


「そんなの教えるわけねーだろ。」


…なんとか湊のおかげで助かった。


「そんときの由茉、可愛いんだろうなー。

顔真っ赤にして。必死そう。」


なんて言いながら上を見る颯。


「ちょ…"ゴォン!"


「いって!んだよ湊!」


「変な想像してんじゃねーよ。」


「いいだろ、俺の頭の中だけなんだから!」


「ぜってーむり。由茉は俺のだ。」


「はいはい、わかりましたよ。」


「お前らそういう話は由茉がいないとこでやれよ。

由茉、困ってんじゃん。」


そう言って私の頭を撫でる爽。


「あ、ありがと、爽…」


「てめーも触ってんな。」


「まあまあ、そんなキレんなよ。

由茉ちゃん、お菓子食べよー!」


哉斗だけは本当に癒し。
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