続・生きる。
久しぶりに来る如月の溜まり場…
「なんか…久しぶりだから緊張する。」
「大丈夫。みんな由茉の帰り待ってたから。」
あれから一回家によって荷物をおいてきた。
私は湊の手を握り直して湊のあとを歩いた。
「「「「「お疲れ様です!」」」」」
中からはいつもの声が聞こえる。
そのあと私も入った。
「由茉さん!」
そう言ってみんなが駆け寄ってくる。
「おかえりなさい!」
「待ってました!」
そんなことを言ってくれた。
「ただいま!」
私はみんなに言った。
変わらず受け入れてくれるみんながだいすきだ。
「由茉、行くぞ。」
湊は私の手を引き、階段を上がった。
…幹部室か…緊張する…
そんなことお構いなしに湊が中へはいる。
つられて私も入る。
あぁ、みんなの顔見るのも久しぶりだ…