続・生きる。
「…哉斗、これじゃ動けないから離れて?」
私がそういうと離れた哉斗。
「せっかくさっきまで俺の匂いだったのに
哉斗がくっつくから哉斗の匂いになってんじゃん。」
「はは、ほんとだ。」
湊はよく気がつくな。
「由茉ちゃん!海いこ!」
「うん、いいよ。
私もう痛くないからどこでもいいよ。」
「じゃあいつものとこみんなでいくか。」
私の言葉に湊が行った。
「いつ行く!?早くしないと夏休み終わっちゃう!」
「私はいつでもいいよ。」
「じゃあ明後日!決まりね!
爽、下のやつらにも声かけてきて!」
「はいはい。」
哉斗がそういうと渋々腰をあげた爽。