続・生きる。
「とりあえず次はテストでしょ。
由茉、数学やんなくていいの?」
「ん!そうだ!
颯に教えてもらおうと思ってたとこあった!」
「いつも必ずあるよな…」
「いいじゃん。
ここと、ここと、ここと、ここ。」
「多いな!」
「お願いしまーす!」
私は颯のとなりに座り、勉強を教わった。
「ねぇ、ちょっと思ったんだけど、
ポップコーンのやつ、返さなくていいの?」
私が爽に聞いた。
「あぁ、あれもらった。
ここ置いてもいいけどどうする?」
「置こう置こう!
湊、運ばせて!」
私より先に哉斗が反応した。
「じゃあ明日な。」
湊がそう言ってその話は終わった。