続・生きる。
「………とりあえず…
頭がパンクしそうです………。
爽、ココア。」
「はいはい。」
なんかもう………
はぁーだめだ。
「とりあえず、うちの家族はみんな如月なのね…」
「そういうこと。」
一輝が答えた。
「私が日本で橘くんを探してるとき
みんな知ってたなんて…。誰か言ってよ…。」
「誰かがいったら由茉と湊は
くっつかなかったかもしれないだろ?
俺らみんなお前らを試してたんだよ。」
と晴輝が言った。
私たちはそのあと爽がいれてくれた飲み物をのみ
下へと降りた。