続・生きる。
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湊side


「なぁ、由茉帰ってきてんの?」


あれから20分たった。

俺は気になったことを爽に聞いた。


「俺ずっとここにいるんだから

知ってるわけないだろ。」


「ちょっと見てくるわ。」


俺はキッチンと幹部室を覗いた。


幹部室には純がいた。


「なぁ、由茉は?」


「さぁ?キッチンは?

俺今ここに来たとこだからわかんねぇ。」


「下にはいたか?大翔も。」


「さぁ、俺は見なかったけど。」


「そうか。」


俺は下を見に行った。


「なぁ、由茉知らね?」


俺は上から見ても見つけられなかったから

近くにいた樹に聞いた。


「由茉さんなら大翔さんと出掛けて

まだ戻ってきてませんよ。

俺らずっとここにいましたけど

入ってくるの見てません。」


「…は?」


いや、もう25分くらいたつぞ?

いくらなんでも遅くね?


「秀!雄!来い!」


「「はい。」」


「由茉と大翔が戻ってきてない。

すぐそこのコンビニにいったはずだ。

見てこい。」


「「はい。」」


二人はすぐに出ていった。


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