続・生きる。
「お前昨日なんで俺に言わずに勝手に行ったんだ!
どれだけ心配したと思ってんだよ!
俺はここにもこないでお前のこと探してたのに
お前はここに来てたなんてな!」
すごく怒られた…。
「う…ごめんなさい…。」
「一輝さんもすげー心配してたんだぞ!
ったく。」
「…なにも言えません。。」
「雄、俺らも悪かったんだ。
なにも言わずにごめんな。」
湊が雄に謝った。
「いえ、湊さんはなにも…」
「心配かけて悪かった。
ずっと由茉のことありがとな。」
「いえ、俺はなにも。」
「雄、本当にごめんなさい。」
私はもう一度謝った。
「もういいよ。
昨日も電話くれたみたいだし
今日も自分からきたから
今回は湊さんに免じて許してやるよ。」
「さんきゅ、雄。」
湊がお礼を言った。
「いえ。
湊さんたちにもう心配かけんなよ、由茉。」
「はーい。」
「じゃあ俺はこれで。」
そういって雄はどこかへ行った。