続・生きる。


話を聞くと私が殴られ、記憶を失い

由美さんが励まして純が告白したと。



「俺らが気づいたのも遅かったよ。

ってか俺らそれどころじゃなかったしな。

純だけ幸せだったわけだな。」


と爽が言った。


「爽、そんな言い方しなくてもいいでしょ。」


純沈んでんじゃん。


「まぁ何はともあれ

純も童貞卒業したわけだよ。」


と哉斗が言った。


「え!?もう!?

まだ付き合って1ヶ月とちょっとだよね?」


「今の高校生なんてそんなもん。

由茉と湊が遅いだけだよ。」


と颯が言った。


「へー…そんなもんなのか…」


私たちなんて一年以上付き合ってるけど

まだ3回だけだよ…。

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