続・生きる。



そのあと、みんなが着替えると言うので

私は荷物をもって先に降りた。


下にはまだみんながいた。


「みんな…」



………やばい、泣きそう。



「あ、和真。

ババ抜き少しは強くなりなよ?

またどこかのツリー飾るときは呼んでね。」


「はは、必ず呼びます!

湊さんときてくださいね。」


「うん。約束。」



私は和真のところをあとにした。


「あ、雄!

次総長なんだね~。

びっくりだよー。」


「は?姫なら知ってただろ。」


「私は聞かなかったの!

今日みんなと一緒に知りなかったから。」


「は、そうかよ。」


「姫できたときは見に来るからね。」


「来なくていいわ。」


「ふふ。

雄もありがとね。」


「おう、こちらこそ。」



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