続・生きる。
「秀も。
莉桜と仲良くね。莉桜にもいったけど。」
「はい。いつでも遊びに来てください。」
「ありがと。秀はいつも優しいね。」
この二人がこれから如月を引っ張ってくのか。
雄ならぴったりかもしれない。
「あ、大翔。」
「由茉さん!卒業おめでとうございます。
さっき、めっちゃ泣けました!」
「はは、ありがと。
大翔は私のせいで怪我させてごめんね。
自分が無力なのがいやになったよ。
守ってくれてありがと。」
「結果的に俺はなにもでしたけどね…」
「そんなことないよ。
いてくれただけでよかったの。
だから、ありがとう。」
「いえ!こちらこそありがとうございました。
由茉さんが姫でよかったです。
俺、湊さんと由茉さんと引退できて幸せです!」
「ふふ、ありがとう。」
そういって大翔と別れた。
「由茉。」
「湊。帰る?」
「話がある。一緒に来て。」
「………うん。」
私たちは外へと向かった。
「みんな!ばいばい!
今までありがと!
また遊びに来るからねー!」
みんな私たちを見送ってくれた。
その中には幹部4人もいた。
………みんな、ありがとう。