続・生きる。



「…颯、彼女できたー?」


とりあえず話題を振ってみた。


「俺?作ってると思う?俺が。」


「うん、そうだよね。わかってた。」


そんな答えかよ!もうー!


「そ、そういえば美月は?」


「あたしもなかなか…」


「美月かわいいのに。もったいないね。」


「そんなんでできたら苦労しないよ。」


「確かに…。」


ピンポーン………


「誰だろ。待ってて。」


私はインターホンモニターを確認した。


あ。


「哉斗!よくきた!開けるね!」


ナイスタイミングだよ!!


哉斗は女の子に愛想振り撒いてくれるし!



しばらくして哉斗がきた。


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