続・生きる。



「颯ー。最近どうよ。女の子と。」


哉斗が颯に話しかけた。


「俺ー?まあ適当に。

高校の時と一緒。」


「そのわりに美月ちゃんと話さないね?」


「………哉斗。」


颯さん、怒ってますか。すみません。


「あ、あのね!

美月が数学わかんないとこあるって言ってたの!

颯教えてあげてよ!!」


「はぁ?」


お願いだよ、颯!!


「…ったく。しかたねーな。

どれ?」


「あ、えっと…これです!」


ふぅ…なんとかなった。


< 677 / 953 >

この作品をシェア

pagetop