続・生きる。
「やっほー遊び来た!
って由茉!?」
「え!莉桜!久しぶり~!!
卒業以来だね!」
「由茉、ここでなにしてるの?」
「姫見に来たの。」
「あー、なるほどね。」
莉桜は亜依ちゃんをちらっと見て
「ね、由茉。
話あるの!ちょっと来て?」
「え?うん!」
私たちは幹部室を出た。
「どうしたの?」
「あの亜依って子…作ってるのよ。
姫狙いで…多分雄くんも気づいてるの。
秀は嫌ってるの。」
「あーなるほどね。
だから哉斗も颯も晴輝も…。
なんで雄はそんな子を?」
「雄くんは本気みたい…
だから秀も困ってるのよ。」
「秀はやめさせたいの?
あの姫を。」
「みたい。でも雄くんがあれじゃ…。」
「湊に言ってみるよ。」
「ごめんね。」
私たちは幹部室へ戻った。