続・生きる。
「莉桜、解決しそう。」
「え?どういう…」
その時湊と爽が来た。
二人はみんなの挨拶を無視して
亜依ちゃんの前に立った。
「……てめーはここで何をしている。」
湊の低い声が響いた。
「あの、湊さん。
この子姫です。俺の彼女です。」
と雄が言った。
「雄、てめーは如月を潰す気か。」
「え?」
「で、てめーはそこに座って何をしている。」
また湊が亜依ちゃんに聞いた。
でもなにも答えない。
「秀、調べたのか?」
爽が聞いた。
「それが…なんの情報も出てこなくて…」
「どうしてそれで姫にした。
どうして怪しまない。
由茉も情報は出てこなかったけどな。
こいつが変なことはお前ならわかったはずだ。
総長を止められるのは副総長だけだ。
しっかりしろ。」
「……すみません。」
爽がこんなに怒ってるところは初めて見た。