続・生きる。
「はー、飯食えたけどあんま話せなかったなー。
湊から殺気がばんばん伝わってきたし。」
俺が嘆いていると
「だから由茉は諦めろって。」
「他の女と関わる気にすらなれない。
全員由茉ちゃんと比べちゃうし。
あんなできる子は他にはいない。
欠点なんて数学くらいだし。」
「言っとくけど、由茉は哉斗の気持ち
ちゃんと気づいてるんだからな。
で、たまに困ってるときがある。
あんま困らせんなよ。」
まじかよ………。
気づいてるとは思わなかったな…。
困らせてるのかー………
「諦める気はあっても避けたくないし
結局いい女現れるの待つしかない。」
俺にも出来んのかな、彼女って。
はぁ………
哉斗の片想い E N D