続・生きる。
私たちは今月から3年生。
もうすぐ湊も21歳です。
「由茉、おはよ。
元気ないね。」
「あ、爽おはよ。
最近湊が大学の友達ばっかりで
つまんないだけ。」
「ふーん、ヤキモチ?」
「さぁ、わかんない。
じゃーね、今から講義だし。」
私は爽と別れて教室へ向かった。
「あれ、なんで颯までいるの?」
美月のとなりに颯もいた。
「颯休講になって暇なんだって。」
「ふーん…。」
それで彼女のとこか。
「いいね、二人はらぶらぶで。」
うらやましいよ。
「ねぇ、二人って喧嘩とかするの?」
私は美月のとなりに座り、聞いてみた。