続・生きる。
「由茉、帰ろ。」
「え?でも…。」
「サボる。帰ろ。」
「うん。」
私たちはみんなと別れて帰ることにした。
「なんかすごいね、びっくりした。」
「だろ?だから絶対会わせたかった。」
「すごく楽しかった。ありがと。」
「どーいたしまして。」
なんだろう、知らない世界だったから
私は不安だったんだけと……
入ってみちゃえばやっぱり安心する。
湊は今この中で過ごしてるんだって。
あんなに不安だったのにね。
今では全然平気だ。前に戻った気分。
「ね、またみんなに会いたい。」
「おう、また一緒に食べよ。」
よかった。
すごい楽しみ。
すれ違い E N D