続・生きる。
「結月、ちょっと葉月をお願い。
湊はこれ運んで。」
「はいはい。」
俺の家には子供用の小さな机も用意され
子供達はそれぞれご飯を食べる。
由茉は俺らの好きな味に加え
子供達のアレルギーまでも把握し
みんなに合わせて作るようになった。
「あ、由茉のからあげ久々だな。」
「由茉ちゃんのからあげ
相変わらず進化してくよね。」
由茉の料理は本当にどんどん進化していく。
俺は由茉のご飯が大好きで
どんなに忙しくても接待以外は家で食べる。
完全に胃袋を捕まれた状態。