続・生きる。



コンコン………

「総長の橘結月です。」


「入れ。」


返事が帰ってきて俺はドアを開けて頭を下げた。


「失礼します。」



「よう、結月。」


え………この声…この威圧感…。


俺は恐る恐る顔をあげた。



「………は?

いや、今日って家族会議じゃねーよな?」



そこには俺の父さんと母さん。

そしてじいさん二人と母方のばあさん一人。

そして伯父さんである一輝さんと晴輝さん。



< 910 / 953 >

この作品をシェア

pagetop