続・生きる。



「………なんでこんな俺の身内ばっか…。」


頭がフリーズ。


「結月。今日は何の日で、

誰がここに来るんだよ。

そしてお前は誰がいると言われて

ここに来たんだよ。」



父さんが呆れながら言った。


「今日は如月の総会で歴代の幹部が来て………

だから一輝さんと晴輝さんはわかる。

総長だったから。


で、俺は初代が来たからと言われて………

一輝さんが初代なわけねーし…。」



「冷静に考えろ。

だったら俺らは一体なんでここにいるんだよ。」



「………まさか、な?」



「そのまさかだな。」



「………は!?

ってことはじいさんたちもばあさんも

父さんも母さんも………。


ってことは初代ってのは………」


じいさんたちってことか…?



「どーも。

初代総長の三浦輝だ。」


「初代副総長の橘慎一。

ここは俺がたてたんだよ。」



「初代姫の三浦由子。

結月、久しぶりね。」



………まじかよ…。



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