続・生きる。
とにかく衝撃だった俺は
その日何をしたのかも記憶にない。
ってか父さんが総長だったなんて…。
あの殺気も理解できた………。
あれから3日が経過した今日ー
「ねぇ、和真、大翔。
伝説の姫って噂流したの二人よね?」
笑顔でいかつい二人に聞く母さん。
「いや、だって事実ですし!
由茉さんまじ伝説ですよ!」
「あんなに下と仲良くする姫なんて
なかなかいませんよ!」
「だからって変な噂流さないでよね!
結月までそれ知ってたんだから!」
「えぇ!?まだ残ってたんですか?」
「さすが由茉さんっすね!」
この人たちは当時の如月の下だったってことか。
………確かに仲良い。
愛美ではありえない。
しかも家に呼ぶって。
「そうだ、由茉さん!
トランプしません?
結月くんもいれて!」
え、俺も?もう高3なんだけど。
ってかあんたらいい大人だろ。
「はは、いいよ。
和真の成長具合が楽しみ。」
「最後にやったの大学生の頃ですからね!
さすがにもう負けません!」
「で、何すんの?」
俺も近づいて聞いた。
「「「ババ抜き。」」」
はぁ?どんだけガキな……
「結月。そいつらとのババ抜きは楽しいぞ。」
「湊もやろうよ。」
「俺はパス。結果見え見え。」
父さんは入らないらしい。
俺ら4人で始めた。