続・生きる。



「………とりあえず探すか。」



俺はとにかく衣装部屋とか脱衣所とか

ありそうなところを探した。



「なー、俺はー?」


リビングからは純の声が聞こえる。


「お前は静かにしてろ。」


……………ほんと哉斗以外

俺ら全然使えねーな…。



「あ、タオル発見。」



俺はリビングに戻った。



「哉斗、タオルあった。

飲み物は?」



「あー、ちょい待って。」


哉斗がなにか作っている。


「…うん、いっか。

じゃーこれも持ってって。」



……………なんだ、これ。



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