続・生きる。
「ねーねー、なんで三浦さんを姫にしたの?」
「あたしでよくない?」
「ってか絶対あたしらの方がおもしろいよ!」
はぁ、またか…。
「君達じゃ由茉ちゃんは越えられないけど?」
哉斗が真顔で言った。
「由茉の代わりになる女なんていねーだろうな。」
純…
「由茉ちゃん、俺のために男から殴られたしね。
あ、襲われかけたりもしたな。」
哉斗…
「俺のときは男に拉致られたしね。」
爽…
「危険なことばっかして
それでも俺らのこと大好きって言ってて
君らにそんな度胸ある?」
颯…
「あんないい女の代わりになれる女なんて
そうそういねーよ。」
湊…
「俺ら守られてばっかだなー。」
哉斗…そんなことないでしょ…
「由茉、危険ばっかするよ。
君らには無理。」
爽…
「…だってみんなが守ってくれるんでしょ?」
「由茉…」
私は黙ってられなかった。
「みんな困ってるの。
いい加減にしてくれる?」
私はみんなの前にたち、女の子達に言った。