伝説の女~元No.1ホスト
そんな中、数名私の前に来た人物がいた。
「ご挨拶遅れました…」と名刺を渡された。
私は彼を見るー
そこにいたのは大好きな人で…。
「あなた…何でここに!?」と私の声は裏返っていた。
「あは、そんなん決まってんじゃん?瑞希に会いたくてだよ?」と笑顔で言われた。
私は言葉がでない。
こうも、知り合いが次々に現れるという不思議すぎる光景に私は言葉を失うー
「知ってる?瑞希という人物を求めて多くの人が参加してること…」と彼は言う。
あぁ、そうだね。確か…あの人言ってたっけ。私が講師だと知って倍率が上がったって。
「講義楽しみにしとくね~」と彼も去っていった。
プレッシャーと圧に潰されそうになる。
楽しみな半面、不安はかなり大きい。
そんな私を見かねたのか、ナゼか武信が私のところに来ていた。
「相変わらず、モテモテですね!」と武信は言う。
「まぁ、業界で有名になっちゃったからね、嬉しい限りだよ!」と私は笑った。
「けど…圧があって…大変でしょう?」と武信は言う。
そうだけど…そんなことは言ってられない
というより、相変わらず、武信は私のことをよくわかってるぁ…
って…そういえば…アキくんは?
「アキなら今…挨拶まわりさせてる…」って
嘘…!?一人で…!?
アキくんを探すけど…見つけられない。
「そこら辺にいるんじゃなーい?」って武信は呑気なこといってるけど…
あの子、人見知り激しい…って言ってなかったっけ?
イジワルしないであげてよ!!
高らかに笑う武信。けど…どこか妖艶で、ドキドキする。
「私、アキくん探してくる!!」と私は言って立ち上がった。
ふと、ある場所でアキくんを見つけた。
周りにはたくさんのホスト達…絡まれてるようにしか見えない…
「アキくん!」と私が声をかけると、
「みっ、…瑞希さん!?どーしてここに?」とアキくんは言う。
「武信くんに放置プレイされたって聞いて…探しに来たのよ」と私が真顔で言うと、アキくんは苦笑いしていた。
「放置プレイって…瑞希さん、変な言い方しないでください!」と武信はナゼか横にいた。
「こっ、講師!」と男性は言う。
「その子、人見知り激しいらしいんだよね!だからあんまりいじめないであげてね?」と私は言った。
男たちは慌てるように去っていった。
「大丈夫だった?」と私が声をかけると、「はい!どこのクラブの子って聞かれただけですから…」とアキくんは答えた。
「皆さぁ、ライバルとか思ってないからね。ここに来る人は…他クラブの人とのコミュニケーションを求めてきてるからね~」と私は言った。
アキ君は頷いた。私はそれを見て確信した。
この子こそ、私が求める人物に相応しいと。
だから「ウチ来ない?」と誘ってみた。
ポカーンとしてるアキ君がまた私の意欲を掻き立てる。
「ちょっと…いくらオーナーでも彼はウチのエースです!!口説かないでもらいたい!!」と武信は言った。
「今ね、ちょうどウチのインターンやってるのよ!で、今回ウチのインターンを選ぶ名目もあるの。私が今日から出会う人の中から選ばせてもらうのよ…。で、あなただけは外せないかと」と私が言うと、まだポカーンとしているアキ君。
「なるほどね~。俺も参加したーい。そういうことならノープロです」と武信は言ったので、ほとんど強引にアキ君をウチで、預かることにした。
そして私は、名刺に自分のケー番とアドレスを書き、渡した。
「連絡して…。アキ君の番号とアドレス登録したいから」と私は言った。
アキ君は名刺と私を交互に見ながら頷いた。
「…ズルい…俺も参加したい…」まだ言ってくる武信。
「…いいよ?一緒に参加する?」と私が言うと、「俺が参加したらインターンじゃなくて、ただの出戻りじゃん?」と武信は言った。
確かに…けど、武信がいたら心強いのは間違い無いんだけどなぁ。
「それもそうだね。けど…私はあなたにそばにいてほしいんだけど?」と私が言えば、
「オーナーそれ、ずりぃっす。そんなこと言われたら俺、勘違いしますよ?俺のこと、口説いてんのかな?って」と笑う武信に不覚にもドキッとする。
「いい加減…勘違いしなさいよ!あなたは私にとってどれだけ大切か…」と私が言えば、武信は私に近づいてクイッと顎を持ち上げた。
アゴクイ?って…えっ?私、何されてんの?
「理性保てなくなりそうでーす」と言われた。
熱い吐息がかかる。心臓は早く波打つ。
「…って…ゴメン、俺、何やってんだろ…」と武信は言って離れる。
あーあ、なんか少し残念…なんてね。
「アキ、オーナーいい人だから、安心して、インターン受けるといいよ。けど、覚悟はして?店長とNo.1の二人、オーナー取り合ってバチバチだから」と武信は言った。
えっ?私を取り合って店長とNo.1がバチバチー?
意味がわからない…。フリーズして固まっている私のところに、徹が来た。
「資料作成とかしなくていいの?」って相変わらず呑気に…。
「今日じゃないわ。明日よ!」と私が言うと、「あっそ」と徹はだるそうに言った。
「あの、紹介…」と私が言うと、
「あっ?何で俺が受講生相手に挨拶しなきゃいけないわけ?めんどい。俺はなあ、お前の補佐だから来てやったのに…」と徹は言ってくる。
「輩みたいなくだらいないこと言ってんじゃないわよ!!」と私が怒ると、アキ君ひびってる。
「オーナー、痴話喧嘩止めてもらえます?アキ、ひびってるんで」と武信に言われて私は我に返った。
「おい、誰が痴話喧嘩だと?」と絡んでいく、徹。
「…寝起きで機嫌悪いんだから大人しく部屋にいろよな。出てくんなよ。邪魔しやがって…。せっかく、大好きな人と過ごせる時間だったのによ」と私が言えば、
「あー、そうかよ!悪かったな!邪魔して…」と徹は言って去っていった。
どーしたんだろ?いつもとなんか違うな。いつもならあんなにひどくないのに…
「ごめんね。二人とも。いつもはもっと優しいのよ…。あんなんじゃないの…」と私が言うと、「妬いてんじゃね?」と武信は言う。
えっ?徹が妬いてる!?嘘、そんなことあるわけない…。
「あの人も、オーナーのこと好きなんだね。って皆に愛されてるんだね。オーナー」と武信は言った。
「あっ、ねぇ、夕食ご一緒してもいいかしら?」と私が言うと、「もちろんです」と武信とアキ君は言った。
って言ったものの…ディナーにはもう少し早いよね…。
「何かしますか?」とアキ君は私に言った。
あら、意外…アキ君からそんなこと言ってもらえるなんて…。
「どーしたの?アキ。珍しいね!!そんなこと言うなんて…」とかなり驚いている武信。
「…あっ、えっと…その…」と少しテンパってるとこも可愛いなんて思ってしまう。
「何しようか?もっとお話する?」と私は言ってみた。
「…はい。もっとお話たくさん聞きたいです!!」とアキ君が言うので、場所を移し、ディナーまでお話することにした。
武信があんまり機嫌良さそうじゃないのは無視する。
一応、頭の中で構想は決まっている。なので、資料を作るのは明日かな?って思ってるんだよね。
「ご挨拶遅れました…」と名刺を渡された。
私は彼を見るー
そこにいたのは大好きな人で…。
「あなた…何でここに!?」と私の声は裏返っていた。
「あは、そんなん決まってんじゃん?瑞希に会いたくてだよ?」と笑顔で言われた。
私は言葉がでない。
こうも、知り合いが次々に現れるという不思議すぎる光景に私は言葉を失うー
「知ってる?瑞希という人物を求めて多くの人が参加してること…」と彼は言う。
あぁ、そうだね。確か…あの人言ってたっけ。私が講師だと知って倍率が上がったって。
「講義楽しみにしとくね~」と彼も去っていった。
プレッシャーと圧に潰されそうになる。
楽しみな半面、不安はかなり大きい。
そんな私を見かねたのか、ナゼか武信が私のところに来ていた。
「相変わらず、モテモテですね!」と武信は言う。
「まぁ、業界で有名になっちゃったからね、嬉しい限りだよ!」と私は笑った。
「けど…圧があって…大変でしょう?」と武信は言う。
そうだけど…そんなことは言ってられない
というより、相変わらず、武信は私のことをよくわかってるぁ…
って…そういえば…アキくんは?
「アキなら今…挨拶まわりさせてる…」って
嘘…!?一人で…!?
アキくんを探すけど…見つけられない。
「そこら辺にいるんじゃなーい?」って武信は呑気なこといってるけど…
あの子、人見知り激しい…って言ってなかったっけ?
イジワルしないであげてよ!!
高らかに笑う武信。けど…どこか妖艶で、ドキドキする。
「私、アキくん探してくる!!」と私は言って立ち上がった。
ふと、ある場所でアキくんを見つけた。
周りにはたくさんのホスト達…絡まれてるようにしか見えない…
「アキくん!」と私が声をかけると、
「みっ、…瑞希さん!?どーしてここに?」とアキくんは言う。
「武信くんに放置プレイされたって聞いて…探しに来たのよ」と私が真顔で言うと、アキくんは苦笑いしていた。
「放置プレイって…瑞希さん、変な言い方しないでください!」と武信はナゼか横にいた。
「こっ、講師!」と男性は言う。
「その子、人見知り激しいらしいんだよね!だからあんまりいじめないであげてね?」と私は言った。
男たちは慌てるように去っていった。
「大丈夫だった?」と私が声をかけると、「はい!どこのクラブの子って聞かれただけですから…」とアキくんは答えた。
「皆さぁ、ライバルとか思ってないからね。ここに来る人は…他クラブの人とのコミュニケーションを求めてきてるからね~」と私は言った。
アキ君は頷いた。私はそれを見て確信した。
この子こそ、私が求める人物に相応しいと。
だから「ウチ来ない?」と誘ってみた。
ポカーンとしてるアキ君がまた私の意欲を掻き立てる。
「ちょっと…いくらオーナーでも彼はウチのエースです!!口説かないでもらいたい!!」と武信は言った。
「今ね、ちょうどウチのインターンやってるのよ!で、今回ウチのインターンを選ぶ名目もあるの。私が今日から出会う人の中から選ばせてもらうのよ…。で、あなただけは外せないかと」と私が言うと、まだポカーンとしているアキ君。
「なるほどね~。俺も参加したーい。そういうことならノープロです」と武信は言ったので、ほとんど強引にアキ君をウチで、預かることにした。
そして私は、名刺に自分のケー番とアドレスを書き、渡した。
「連絡して…。アキ君の番号とアドレス登録したいから」と私は言った。
アキ君は名刺と私を交互に見ながら頷いた。
「…ズルい…俺も参加したい…」まだ言ってくる武信。
「…いいよ?一緒に参加する?」と私が言うと、「俺が参加したらインターンじゃなくて、ただの出戻りじゃん?」と武信は言った。
確かに…けど、武信がいたら心強いのは間違い無いんだけどなぁ。
「それもそうだね。けど…私はあなたにそばにいてほしいんだけど?」と私が言えば、
「オーナーそれ、ずりぃっす。そんなこと言われたら俺、勘違いしますよ?俺のこと、口説いてんのかな?って」と笑う武信に不覚にもドキッとする。
「いい加減…勘違いしなさいよ!あなたは私にとってどれだけ大切か…」と私が言えば、武信は私に近づいてクイッと顎を持ち上げた。
アゴクイ?って…えっ?私、何されてんの?
「理性保てなくなりそうでーす」と言われた。
熱い吐息がかかる。心臓は早く波打つ。
「…って…ゴメン、俺、何やってんだろ…」と武信は言って離れる。
あーあ、なんか少し残念…なんてね。
「アキ、オーナーいい人だから、安心して、インターン受けるといいよ。けど、覚悟はして?店長とNo.1の二人、オーナー取り合ってバチバチだから」と武信は言った。
えっ?私を取り合って店長とNo.1がバチバチー?
意味がわからない…。フリーズして固まっている私のところに、徹が来た。
「資料作成とかしなくていいの?」って相変わらず呑気に…。
「今日じゃないわ。明日よ!」と私が言うと、「あっそ」と徹はだるそうに言った。
「あの、紹介…」と私が言うと、
「あっ?何で俺が受講生相手に挨拶しなきゃいけないわけ?めんどい。俺はなあ、お前の補佐だから来てやったのに…」と徹は言ってくる。
「輩みたいなくだらいないこと言ってんじゃないわよ!!」と私が怒ると、アキ君ひびってる。
「オーナー、痴話喧嘩止めてもらえます?アキ、ひびってるんで」と武信に言われて私は我に返った。
「おい、誰が痴話喧嘩だと?」と絡んでいく、徹。
「…寝起きで機嫌悪いんだから大人しく部屋にいろよな。出てくんなよ。邪魔しやがって…。せっかく、大好きな人と過ごせる時間だったのによ」と私が言えば、
「あー、そうかよ!悪かったな!邪魔して…」と徹は言って去っていった。
どーしたんだろ?いつもとなんか違うな。いつもならあんなにひどくないのに…
「ごめんね。二人とも。いつもはもっと優しいのよ…。あんなんじゃないの…」と私が言うと、「妬いてんじゃね?」と武信は言う。
えっ?徹が妬いてる!?嘘、そんなことあるわけない…。
「あの人も、オーナーのこと好きなんだね。って皆に愛されてるんだね。オーナー」と武信は言った。
「あっ、ねぇ、夕食ご一緒してもいいかしら?」と私が言うと、「もちろんです」と武信とアキ君は言った。
って言ったものの…ディナーにはもう少し早いよね…。
「何かしますか?」とアキ君は私に言った。
あら、意外…アキ君からそんなこと言ってもらえるなんて…。
「どーしたの?アキ。珍しいね!!そんなこと言うなんて…」とかなり驚いている武信。
「…あっ、えっと…その…」と少しテンパってるとこも可愛いなんて思ってしまう。
「何しようか?もっとお話する?」と私は言ってみた。
「…はい。もっとお話たくさん聞きたいです!!」とアキ君が言うので、場所を移し、ディナーまでお話することにした。
武信があんまり機嫌良さそうじゃないのは無視する。
一応、頭の中で構想は決まっている。なので、資料を作るのは明日かな?って思ってるんだよね。