ほんとのキミを、おしえてよ。
学校には行きましょう。
今日は、学校行かないつもりだった。
朝起きたら、目充血してるし顔が浮腫んでた。
こんなの昨日泣きましたって言ってるようなもんじゃん。
いろんな人に昨日何かがあったって勘付かれるに決まってる。
だから今日は学校行きたくなかった、ずる休みしてでも休むつもりだった。
そんな必死の思いでお母さんに告げたのに、返ってきたのは
『休んだら有紗の取り柄なくなるどいいの?私の長所は無遅刻無欠席だってこないだ自分で言ってたじゃない』というお言葉。
なんて無情なんだ、うちの母上は!娘がこんなに目を腫らしているのに。と思ったけどこれって前に自分が言ったことだったんだね。
今となってブーメラン方式に返ってくるとは思わなかったよ。
過去の自分恨めしい。
お母さんと口論しているうちに最終的には休む方がバカらしくなってきて、そんなこと言われたら悔しくて行くしかなくなるでしょうが!とほとんど意地で学校へ行くことに。
ま、なんだかんだでいつもどうせお母さんには丸め込まれるし。
早めに折れておいた方が得策だよね。
それに、今こうして泣かずにいられるのはやっぱり朝、喝を入れてくれたお母さんのお陰だし。
そこだけは感謝しなきゃですよね。