月曜日の片思い
そんなある日
「アンタたち、デキてんの?いっつも寄り添って教科書見てんじゃん!」
と、後ろの席の友達に言われた。
そんな風に見られてたなんて!
「そんなわけねーじゃん!なぁ!」
帆風くんが私に同意を求める。
「う、うん!!」
私も力強くうなずく。
この時はホントに帆風くんのことはなんとも思ってなかったんだよね。
でも、きっかけになったのは確かでそれから意識するようになって……自分の気持ちに気付いた時にはもう次の席替えが迫っていた。
席替えをしてからはほとんど話すこともなくなってしまい、3年のクラス替えでは離れてしまったので余計に関わりがなくなってしまった。
でも、私の気持ちが消えることはなかった……。
卒業式の日。
告白するような勇気も全然なかった私。
後ろ髪をひかれるような思いを残したまま、学校を出ようとした時
「畑野!バイバイ!」
帆風くんがとびっきりの笑顔で声を掛けてくれた。
それだけで嬉しくて……。
泣きそうなくらい嬉しくて……。
私はやっぱり、この思いを断ち切れそうにないと思った。
「アンタたち、デキてんの?いっつも寄り添って教科書見てんじゃん!」
と、後ろの席の友達に言われた。
そんな風に見られてたなんて!
「そんなわけねーじゃん!なぁ!」
帆風くんが私に同意を求める。
「う、うん!!」
私も力強くうなずく。
この時はホントに帆風くんのことはなんとも思ってなかったんだよね。
でも、きっかけになったのは確かでそれから意識するようになって……自分の気持ちに気付いた時にはもう次の席替えが迫っていた。
席替えをしてからはほとんど話すこともなくなってしまい、3年のクラス替えでは離れてしまったので余計に関わりがなくなってしまった。
でも、私の気持ちが消えることはなかった……。
卒業式の日。
告白するような勇気も全然なかった私。
後ろ髪をひかれるような思いを残したまま、学校を出ようとした時
「畑野!バイバイ!」
帆風くんがとびっきりの笑顔で声を掛けてくれた。
それだけで嬉しくて……。
泣きそうなくらい嬉しくて……。
私はやっぱり、この思いを断ち切れそうにないと思った。