雪降る日まで、
「契・・・約?」
「もーう!!さっき言ったじゃん。
僕の代わりに復讐してほしいって。」
そんなもん・・・!!
「やるわけねえだろ!!悪魔なら俺の事わかるんだろ!? 俺は平凡に生きたいんだよ!!!目立つことはしたくねえ!!! つーかめんどくせえ! 他の奴にあたれ」
かなり強い口調で言ってしまった。
・・・が、正論だ。
気味が悪い。
自分のことを知られていて、しかも宙に浮いていて自分は悪魔だという。
なぜそんな奴の頼み しかも復讐だなんて・・・
死んでも聞きたくない言葉だ。
「・・・ぷはっ」